パニック症の大学生のブログ

とある大学生の日記

パニック障害って何?

こんばんは、もやもやです。今回は自分もかかっているパニック障害についてお話ししようと思います。

YouTubeフェルミ研究所というチャンネルでパニック障害について分かりやすく説明されている動画があるので、パニック障害ってどんな病気?という方は検索してみてください。簡単に説明すると急にパニック発作と呼ばれる発作が起こったり、その発作が怖くなり外出することが出来なくなる広場恐怖(広場とは広いところという意味ではありません)、発作が起こるのではないかという予期不安の3つが主な症状です。この病気は日本人の約1%がかかっていると言われています。この病気は誰もがなる可能性があり、自分もこの病気になるまでこの病気のことを知りませんでした。

では、どのようにして発症するのでしょうか。正直なところ、まだこの病気は解明されていることが少なくわからないことが多く存在します。しかし、ノルアドレナリンの分泌が異常に多くなることや交感神経と副交感神経のバランスが崩れることで発作が起こると言われています。発症のタイミングは、何か大きなストレスがかかった時やストレスが積み重なってきた時とストレスが多く関係していると言われています。自分の場合、自分は人に悩み事や相談をせず、一人で解決しようとストレスを抱え込む性格でした。これがある時爆発したような感じです。最近はコロナウイルスによる外出自粛・コロナの不安とストレスになることが多く、またストレス発散も難しいことからコロナ鬱やパニック障害になる方が多くいらっしゃるようです。今、パニック障害またはそのた精神的な病気にかかっている方、最近調子悪いなあと思っている方が読んでくだされば幸いです。

現在自分は外食したり、電車・バスに乗ったり、外に行くことに不安があります。これはパニック障害の予期不安・広場恐怖に当たります。大学後期は暴露療法と呼ばれる治療を行なったおかげで徐々に授業に参加することができ、外出も近くのスーパーなら行けるようになりました。1月に入ってから調子が悪く、外に出ることが怖くなり、大学を休んだりしながら今は生活しています。

ここからは自分が行っている治療と考え方について少し紹介しようかなと思います。

まず1つ目に先ほど述べた暴露療法についてお話しします。これは、自分が怖いと思っている場所・状況に立ち向かい経験することで実際は怖くないということを経験するということです。例えば、大学に行くのが怖かったとします。その時にずっと家にいても大学が怖くなくなるわけではありません。実際に大学に行ってみて想像していることが起きないことを確認するという治療法です。この治療法は勇気が必要なため、簡単には行うことができません。なので不安階層表と呼ばれる怖さレベルを分けた階層表を作り自分ができそうなことからコツコツ行って段々と次のレベルへとアップしていきました。

二つ目は薬です。不安を抑える薬を飲むことで1つ目の暴露療法をする助けとなっています。

次に自分が大切にしている考え方を紹介します。まず大切なのは絶対に良くなると信じることです。ブログを書いている今は正直にいうととても調子が悪いです。ですが頭の中で考えることは自分で変えることができます。このように自分の力で変えられないものに対して悩むことをやめて、自分で変えることができそうなことにアプローチするということがとても大切だと思います。あとは絶対に諦めないということです。暴露療法も外に出るのが怖い時は玄関二立つことから始めています。こんな小さなことから体は変わっていきます。しかし途中で諦めてしまうと治療にはなりません。体調には波があり、悪くなったということは以前から進歩した証であるということと思って頑張っています。

今何となく調子が悪かったり、何かもやもやするなという人は一度心療内科に行くことをお勧めします。自分は病院に行ってから治療を始めることができました。早期治療が大切です。しかし、心療内科の予約をとることが難しい場合が多いです。自分の場合は最初は1年後だと言われました。そこで学校のカウンセラーにいきました。そのあとカウンセラーの紹介で心療内科にすぐにかかることができました。また、会社員の方は産業医にかかると同じように紹介してもらえると思います。少しでも調子が悪いなと思ったら相談してみてください。最初は抵抗があるかもしれませんが、自分のことを助けてあげてくださいね。

このような感じになりました。自分自身辛い時も多いですが絶対に良くなると信じて毎日生活しています。